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億万長者の心の中

お金持ちになったら、あれもしたい、これもしたいと思いますね。仕事を辞めて、海外旅行に行ったり、新しい趣味を始めたり、悠々自適に暮らしたいと思います。 ところが、実際にお金持ちになった多くの人は、そういう生活はしなかったようです。つまり、多くの人は、もっとお金を得ることに残りの人生を費やしました。それは、新たに抱え込んだ負債を返済するため、あるいは、もっとお金持ちになるためでした。 中国は、今経済が急速に発展していてお金持ちがたくさんいますが、中国東部および南部の出身者で資産平均が22億元(約370億円)の人を対象に行われたある調査によると「大富豪の大半が金銭を愛すると同時に憎んでいる」とのことです。アンケートに答えたある人は、社会的地位や達成感も得られたが、金銭がもたらしたのは主にいらだちだったと述べているということです。 これで思い出すのは、鉄鋼産業のパイオニアであるアンドリュー・カーネギーの話です。当時の世界有数の富豪であったカーネギーは、ある記者のインタビューに答えて、こう話したそうです。 「わたしをうらやむのは間違いです。この富が何の役に立つと言うのでしょう。わたしは60歳で、食べた物をろくに消化できません。若さと健康を得られるなら、全財産を手離してもいいと思います」。 億万長者の石油王J・ポール・ゲッティーも、「金銭は必ずしも幸福と関係があるわけではない。むしろ不幸のほうと関係があるかもしれない」。と言っています。 つまり、月並みな言い方になりますが、「幸せはお金では買えない」ということですね。お金は生活していくうえでなくてはならないものですが、お金よりももっと大切なものを犠牲にしないように、お金とうまく付き合っていきたいと思います。

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